【自分の腕を確かめる】ドローンレース大会とは?【JAPAN DRONE LEAGUE】
ドローンレースで自分の腕前を確かめる!ドローンレース大会を解説!
今や世界中で盛り上がりを見せるようになっているドローンレースをご存じでしょうか。賞金総額が1億円を超えるほどのレースが開催されるなど、ドローン操縦者から大きな注目を浴びています。ドローンレースでは通常のドローンではなく、レース専用のレーシングドローンです。
今回、日本でも実際に開催されているドローンレースの情報やおすすめのレーシング用の機体についてご紹介していきましょう。
この記事はこんな方に向いてます!
・ドローンレースについて検索してる方
・レースに参加したい方
①レースの種類と主要なレースの詳細
ドローンレースにはチームでタイムを競うものや個人で挑むものなどがあります。
それぞれのレースによってルールが異なるので出場を決める前に詳細なルールを確認しておくとよいでしょう。
開催された大会によっては年齢制限が設けられていない場合もあり、15歳の少年が優勝したレースもあります。またレースによって自作のドローンで参加する操縦者もいます。
└─ レースの種類
ドローンレースにはおおまかに下記のような種目が用意されています。
●目視ドローンレース
●FRV(目視外)ドローンレース
●マイクロドローンレース
この中でも初心者や子供でも気軽に参加しやすいのはマイクロドローンレースになります。
これは重量が30~50gほどのドローンを使用します。プロペラガードが必須、無線免許は必要など各レースごとに機体に関する規制がある場合があるので必ず確認するようにしましょう。
目視ドローンレースも比較的初心者が参加しやすいものとなっています。またこちらは飛行させるための免許が不要というところも参加しやすい理由でしょう。
対してFPV(目視外)ドローンレースは難易度が高いとされています。これはアマチュア無線免許や六畳特殊無線技士の資格を必要とするためです。このレースではFPVゴーグルを装着し、ゴーグルからドローン視点の映像を確認しながらドローンを正確に操作するレースになります。
└─ 日本国内の主なドローンレース
日本国内でドローンレースを主催しているのは主に下記の3団体になります。
●一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)
●JDL
●Drone Impact Challenge実行委員会
ドローンレースへの出場を考えている方は主催している教会や団体、協会のサイトなどで情報をチェックしてみてください。また一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)では世界初の障害物を用いたドローンレース、NINJA DRONE忍などの趣向を凝らしたレースも開催されています。
└─ レーシングドローンについて
レーシングドローンは通常の空撮を行うドローンの機体の性能は大きく異なっています。ここではその特徴についてお話していきましょう。
下記の機能がレーシングドローンに搭載していない機能です。
上記の機能を有していないので安定してホバリング飛行することは熟練の操縦士でなければ難しいことがわかります。マニュアル操作によって自分自身の操作技術によって自在な飛行ができることがレーシングドローンの大きな魅力の一つと言えます。
他にもGPS、Wi-fiの機能が搭載されていないため、ドローンを手元まで戻すための操縦スキルも重要になりますし、レースの際には他の機体と衝突させない為の高度な飛行テクニックが要求されます。
└─ ドローンレースに参加するまでの手順
ドローンは飛行するにあたり航空法や電波法などを守らねばなりません。
ですので、レースにを開始する前に飛行訓練や飛行許可証を取得する必要があります。
レースに参加し、開始するための一連の手順は下記になります。
①ドローンの飛行訓練の完了
②国交省へドローンの飛行申請を提出
③国交省からドローンの飛行許可証を取得
④第四級アマチュア無線技士の資格の取得
⑤レーシングドローンで使用する無線局の開設
⑥レーシングドローンの登録(対象は100g以上のドローン)
ドローンの飛行訓練、申請までは講習を受けることで飛行訓練が完了するドローンスクールに通うとスムーズに進みますよ。
└─ おすすめのレーシング用の機体について
世界で開催されているドローンレースでは多額な費用をかけてカスタマイズするほど熱心な参加者も多くいます。特にレースなので、高性能でスピードを出しやすい機体が魅力的ですね。今回は今人気のレーシング用の機体について解説していきます。
【DJI】DJIFPV
日本国内で特に人気が高いのはDJI社製のDJIFPVでしょう。高速で飛行する性能はもちろんの事、発信や停止もスムーズに行える操作性の高さが魅力です。空撮に使えばより世界に没入できる躍動感あふれる映像を撮影することができるでしょう。DJIFPVにはゴーグルや専用送信機、直感的な操作を可能とするモーションコントローラーもセットになっているので初心者にも優しいレーシング用の機体と言えますね。
【DRL】RacerX
レーシング用の機体として人気が高い機体といえば、DRL社のRacerXでしょう。本体重量は800gにも関わらず、最高時速263kmをたたき出したことで世界中の注目を集めた機体です。プロペラの回転数は毎分4万6000回転と言われており、特にスピードにこだわりたい操縦士たちからの信頼を寄せられている機体になります。
【Quadmovr】FPVレーシングドローン
こちらはユニークな外見が一目を引くQuadmovr社のFPVレーシングドローンです。
64枚ものプロペラを有し、更に操縦性を高める為に4つのモーターに3つずつプロペラブレードが導入されています。ただ、モーターの高速回転時には大きな音をたててしまう可能性があるので飛行させる際には周囲に配慮が必要となります。
②実際にドローンレースに参加してみたいあなたへ
ドローン初心者にとっていきなりドローンレースと言われても、かなりハードルが高いことのように感じられると思います。一方、マイクロドローンレースはハードルも低いので、誰でも気軽に参加しやすいレースです。
あなたが持っている飛行スキルやドローンの性能に合わせて参加してみるドレースを選ぶようにするとよいでしょう。この機会にぜひ、ドローンの楽しさを肌で感じてみるのはいかがですか?またその際には規約などをよく読んで参加条件をよく確認することを忘れないでくださいね。
30代会社員。ドローン歴5年。ドローンの最新技術、資格関連やイベントの最新情報を届きたいと思いサイトを開設しました。
この記事へのコメントはありません。