【ドローンレース大会】JAPAN DRONE LEAGUEを知る【毎年・全国開催】
幅広い年代、操縦レベルの参加者が参加可能なドローンレースが日本でも開催されているのをご存じでしょうか。それが、JAPAN DRONE LEAGUEです。ドローン愛好者なら必ず一度は聞いたことあるでしょう。毎年に全国各地に開催され、ドローンが好きな同士・プロのドローン操縦士と競争します!
特に初めて大会に参加する初心者でも、大会前にミーティングが開催されるので雰囲気を掴んでおきたいと思うあなたに最適です。ここから先はJAPAN DRONE LEAGUEの特徴や実際に開催された過去大会の様子をじっくりと解説してまいります。
この記事はこんな方に向いてます!
・JAPAN DRONE LEAGUEって何?と思った方
・JAPAN DRONE LEAGUEを聞いたことあるけど、詳しく知りたい方
①大会について
JAPAN DRONE LEAGUEとは一般社団法人ジャパンドローンリーグが主催している大会になります。ドローンレースの主催を通じてドローンの可能性と技術への理解を広げていくために、国内外でのドローンレースの主催、支援を行っている団体です。他にも、幅広い年齢層への趣味、娯楽、テクノロジー教育の一環として様々なドローンに関連するイベントも主催しています。
大会のカテゴリーは以下の3つになります。
こちらは参加者の操縦のスキルによってそれぞれのカテゴリーに振り分けられております。
またJAPAN DRONE LEAGUEは日本各地で7ラウンド開催されます。そのため普段は地方にいるという参加者でも参加しやすいという特徴があります。
②競技内容はどんなものなのか
JAPAN DRONE LEAGUEのカテゴリーは前述のとおり3つに分けられますが以下のように定められています。
①プロクラス
→前年のJAPAN DRONE LEAGUEランキング15位までの参加者
②エキスパートクラス
→前年のJAPAN DRONE LEAGUEランキング16~30位までの参加者
③オープンクラス
→初エントリーの場合、希望のクラスへエントリーが可能
※過去の実績によってはクラス変更となる可能性もある。
またラウンドごとにクオリファイ・ポイントとファイナル・ポイントがそれぞれ配点されます。クオリファイ・ポイントというのは予選の結果に応じて1位30点、2位29点…のように順位が高いほどに高いポイントが付与されるシステムの事です。
DNSとDNFの場合、付与されるポイントは1点となります。
※DNS(DID NOT START)→機体不良や無線送信機異常などによりスタートしないままヒートが終了した場合の記録
※DNF(DID NOT FINISH)→クラッシュなどによりゴールできずにヒートが終了した場合の記録
予選は全パイロットが混在で行われ、3名同時のレースです。
予選の結果、上位9名の参加者が本選へと進出します。
またフライングするとそのヒート(フライトの単位)は失格となりますので注意してください。
本選でのファイナル・ポイントは本選の結果で下記のように付与されます。
①プロクラス
→1位20点/2位18点/3位16点
②エキスパートクラス
→1位15点/2位13点/3位11点
③オープンクラス
→1位10点/2位8点/3位7点
③参加資格は? 何が必要?
JAPAN DRONE LEAGUEでは小学生のパイロットも多数参加しており、目覚ましい成果を上げていることも特徴です。参加費用としてはレースエントリーに7,800円、ポンダーのレンタルが2,000円、ポンダーの購入に9,500円かかります。
指定された期日に参加費を振り込んでいない場合は、出場不可とされてしまう場合もありますので要注意してください。また見学は無料なのでもし興味があるのでしたら観戦するのもいいかもしれませんね。
また、大会で使用する機体についてのレギュレーションは必ず順守すべきものですので参加を決めた際には確認しましょう。
公式サイトにレギュレーションが掲載されていますので参考にしてください。
https://www.japandroneleague.com/
この他にもラジコン保険への加入が必須、送信機は技術基準適合証明が付いていなければならないなど様々です。また、大会への参加をする場合にはミーティングへも忘れずに参加しましょう。
ミーティングへは参加費3,000円で参加することができ、エキスパートフライヤーによる講習会や模擬レースなどが開催されます。
④直近の大会について
JAPAN DRONE LEAGUE2022は下記のように開催されました。
また2022年のJAPAN DRONE LEAGUEのランキングTOP10は下記の通りになります↓
2022 JDL Ranking
TOP10
⑤公式サイト
ドローンの操縦者として自分の力量を試してみたいと一度は考えることだと思います。そんなときは大会のレギュレーションや今まで開催された大会の情報がまとまっている公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか。
また大会前のミーティングでは実際に大会のコースレイアウトが再現されていたり、講習などに参加することもできますので大会前に空気感に触れたいという方はぜひ確認してみてください。
https://www.japandroneleague.com/
⑥まとめ
比較的多くの年齢に門戸が開かれており、尚且つハイレベルな技術を間近で体験できるのがJAPAN DRONE LEAGUEです。もし、ドローンレースに興味を持ったり、実際にドローンに触れてみたいと考えているのならば一度観戦してみたり、公式サイトに記載してある動画から実際の大会の様子を確認されてもいいのではないでしょうか。
30代会社員。ドローン歴5年。ドローンの最新技術、資格関連やイベントの最新情報を届きたいと思いサイトを開設しました。
この記事へのコメントはありません。