民間資格の選び方!一目で違いがわかる比較表付き
この記事はこんな方に向いてます!
・資格を取りたいけど、どれかいいのかかわからない人
・資格の違いをわかりやすく知りたい人
- ①民間のドローン免許・認定資格の種類
- ②資格の選び方法・基準
- └─ 主流となっている資格から選ぶ
- └─ 国家から認可された資格
- └─ 目的や運用目的に合った資格を選ぶ
- └─ 取得までの日数を確認する
- └─ 費用から選ぶ
- ③各種資格の種類・値段一覧表
- └─ JUIDA
- └─ DJICAMP認定資格
- └─ 一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
- └─ 一般社団法人 日本ドローン協会(JDA)
- └─ 一般社団法人国際無人航空機協議会(IAU)
- └─ ドローン検定協会
- └─ JDC認定資格
- └─ 産業用マルチローター技能認定
- └─ DMA資格認定
- ④結局どれがいい?と悩むときに便利!各種資格の最大の特徴・メリットを比較!
- ④まとめ
①民間のドローン免許・認定資格の種類
現在、日本で取得できる資格は調べたところ、おおよそ9つがあります。資格の名前は下記の通りです。
一つの団体でも複数の資格を発行している場合もありますので、資格の特徴を踏まえて自分に合う資格を決めるのをおすすめです。
②資格の選び方法・基準
流石に9つ団体もあったらどの団体の資格を選ぶべきなのか、その資格でやりたいことをすべてカバーできるのかと不安に思うこともあるでしょう。
ここからは様々な角度からあなたに合った資格を選ぶためのポイントについて解説していきましょう。
└─ 主流となっている資格から選ぶ
資格取得するなら、知名度高い方が信頼性があると思われます。現時点で主流となっている6つの資格は下記の通りです:
上記の資格は、資格取得コースを運営しているスクールの数が多くて、学校選びの際に選択肢を広げることができます!
▶︎▶︎上記の資格を発行している運営団体の紹介記事は【こちら】です。
└─ 国家から認可された資格
国家から認可された資格なら当然、信頼度も高まりますよね。現在(2023年3月時点)ではドローンの国家資格は2種になります。
「1等無人航空機操縦士」、「2等無人航空機操縦士」です。
このドローンの国家資格は下記3点をクリアすることにより資格を取得することができます。
【登録講習機関での学科や実地での講習】
こちらは、民間団体のうち国が認めたスクールでの講習が対象となっていますので、必ずどのスクールが認められているのかをご確認ください。スクールですでに技能講習を受けている方は実地試験が免除されます。
【指定機関での実地試験/学科試験/身体検査】
講習の受講後、実施試験と学科試験に進みますが、①で技能講習を受けている場合は免除されます。その場合、学科試験と身体検査のみになります。
【技能証明書の交付】
各種試験と検査をクリアした後はいよいよ技能証明書の交付になります。
技能証明書の交付の際には代金がかかることが多いのでその点も踏まえてください。(現時点では交付の際にかかる金額は発表されていません。)また、交付期間というものが設けられている場合がほとんどですので、期間内に必ず交付してもらってください。万が一、交付されなかった場合失効として処理されてしまい、再度試験を受けることになる可能性があります。
国家資格の取得に必要な費用は、現時点では未公開となっています。
今のところ、ネット上の口コミなどでは1等は70~100万程度、2等が30~50万程度ではないかという情報が出回っています。また、すでに民間資格を有している方は有資格者として無資格者と比べて低価格で国家資格を取得できるのではないかといった情報もあるようです。
ですが、これらは正式な発表がされたわけではないので、一つの可能性としてお考え下さい。
└─ 目的や運用目的に合った資格を選ぶ
あなたはドローンで何がしたいですか?例えば空撮したい、農薬散布に使いたい等々…。ドローンの使用目的は人によって様々、ドローンの使用目的を明らかにすることで取得売る資格を選ぶ基準になります。
資格自体もドローンのインストラクター向けのコースや農薬散布のためのコース、点検作業のためのコースなど様々な目的に合ったカリキュラムが組まれている場合もあります。しっかりと自分の目的に合った資格を取得しましょう。万が一、合わない資格を取得してしまうと資金も時間も無駄になってしまうので注意したいですね。
└─ 取得までの日数を確認する
もちろん、取得までの日数も資格を取得する前に確認しておきたいところですね。取得したいと思った資格を取得するために必要な日数スクールに通えるのかといった部分も重要になってきます。
例えば民間の資格でもある資格を取得するための条件として、総飛行時間10時間以上といったような条件を設けているものや、総講習受講時間4日以上など条件を設けている場合もあります。
取得したい資格の日数を把握してしっかりと取り組めるといいですね。
└─ 費用から選ぶ
ドローンの免許の取得には意外とお金がかかったりします。受講料やテキスト代、実地講習の際にドローンをレンタルする場合はレンタル代金などかかりますし、レンタルが嫌な方は購入する費用が掛かってきます。
費用面に関してはスクールごとにかかってくる金額が違うことも多いので検討しているスクールに資料請求した際、一緒に聞いてみるといいのではないでしょうか。費用面の事も考えながら資格の取得を考えていくのも一つの方法ですよ。
③各種資格の種類・値段一覧表
└─ JUIDA
JUIDAは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会のことで、現在日本最大のドローン管理団体です。無人航空機の産業振興と市場創造支援に取り組んでいます。また、Japan Drone Expoと呼ばれる無人航空機の単独展示会の主催を担っていることでも有名です。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
無人航空機操縦技能 | 座学:無人航空機の概論、法律・ルール、夜間・目視外飛行、気象、バッテリー、電波と無線、許可・承認 などの知識 実技:基本操作・点検、遠距離飛行、夜間・目視外飛行など 【JUIDA規定:最低受講時間座学6時間、飛行実習10時間】 ※認定スクールにより受講時間、講習内容が異なります。 | ・16歳以上(必須) ・初心者・初めての方 | 2〜3日 | 学費:180,000~250,000円(各スクールの基準により差があり) 資格の発行費用:38,500円円 JUIDA年会費:5,000円 |
無人航空機安全運航管理者 | 安全の定義・リスクハザード・無人航空機の事故例・安全運航管理者とは・安全な飛行方法などに関する知識 【約3時間の座学になります】 ※認定スクールにより受講時間、講習内容が異なります。 | ・18歳以上(必須) ・JUIDA操縦技能資格所持 ・家での受講が可能 | 半日 | 学費:180,000~250,000円(各スクールの基準により差があり) 資格の発行費用:22,000円 JUIDA年会費:5,000円 |
JUIDAの資格を取得するメリット:
└─ DJICAMP認定資格
DJI CAMPスペシャリストの認定講座を運営しているのは世界の大手ドローンメーカーのDJIの日本法人のDJI JAPANです。DJIは2005年に設立されて、ドローンの専門メーカーです。さまざまな分野で活躍していくドローンを数多く製造しています。
製造しているドローンの種類は多岐にわたり、測量や装置の点検などを行うドローンや消火や救助など安全に役立つドローンまで幅広い現場で活躍します。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
DJIスペシャリスト | 座学:操縦者の行動規範、 安全、法規、電波、無人航空機概論、カメラの知識、安全飛行、飛行に向けた確認事項など 実技:基本操作・点検、離陸、各方向のホバリング、旋回、ノーズインサークル、着陸など | ・仕事でDJI製品の飛行操縦経験が10時間以上の方 ・DJI製品のユーザーマニュアルを事前に熟読した方 | 2日 | 学費:50,000~120,000円(各スクールの基準により差があり) 資格の発行費用:16,500円 |
DJIインストラクター | DJIスペシャリストの教育、監督、技能資格証明を行い、同時に認定責任を負う。 認定講座は非公開で開催します。DJIと関係性が深い企業から申し込むことができると思われます。受講候補者には、事前にDJI CAMP運営事業計画、プロフィール、開催会場情報を提出いただく他、DJI JAPANの担当者との面談が実施します。 | ・仕事でDJIの機体を操作する時間が50時間以上の方 ・DJIインストラクターとして活動したい、もしくはすでにしている方 ・国土交通省に無人航空機の飛行に関する許可・承認に係る申請を経験した操縦者 | 非公開 | 非公開 |
DJIマスター | インストラクターのさらに上位にあたります。 DJI JAPAN 株式会社が総合的な選考により直接任命となり、講座の内容と申し込みの方法は非公開です。 | ・仕事でDJIの機体を操作する時間が100時間以上の方 | 非公開 | 非公開 |
◆ オプションで夜間飛行・目視外飛行、危険物輸送・物件投下の2つ飛行形態追加講習を受けることができます。値段は各スクールの基準により差があります。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
夜間飛行・目視外飛行 | 夜間飛行:日の入りから翌日の日の出までの時間にドローンを飛ばすことに必要な資格です。 例:日の出や夜間での空撮(航空法で定める日中の範囲外になります) 目視飛行:機体を目視することができない状態の飛行必要な資格 例:風景撮影や高所点検、点検などの広範囲における自動飛行時 | DJIスペシャリストを受講した方を対象にするスクールが多いですが、スクールによって単体で受けることも可能です。 | 2日 | 学費:30,000~50,000円(各スクールの基準により差があり) |
危険物輸送・物件投下 | 農薬散布、救難救助など物件投下の行為における必要な資格です。 例:農薬散布・火器類、高圧ガス、引火性液体といった危険物を輸送する | DJIスペシャリストを受講した方を対象にするスクールが多いですが、スクールによって単体で受けることも可能です。 | 2日 | 学費:30,000~50,000円(各スクールの基準により差があり) |
◆ 他には2022年の年末新設された講座があります↓
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
DJI CAMP ENTERPRISE講習ー「DJI ZENMUSE L1基礎 オペレーター認定講習」 | DJI初の無人航空機レーザースキャナーソリューショ「 DJI Zenmuse L1」の運用に必要な各種基礎知識、業務ワークフロー、実際の計測方法、データ解析まで習得します。 ※PDF認定証を発行します。 | ・DJI ENTERPRISE製品の導入予定者・導入者(受講者にはDJI CAMPスペシャリスト資格取得を推奨します) | 1日(実質7時間) | 学費:専用テキスト 税込165,000円(各スクールの基準により差があり) |
DJI JAPANの資格を取得するメリット:
└─ 一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
一般社団法人 ドローン操縦士協会(略称:DPA(ディーパ)は、ドローン航空業界の安全確保につとめ当該技術・知識の普及と諸般の研究調査を行い、ドローンの健全な発展を促進しています。主な事業として、ドローン操縦士の技術認定ライセンスの発行 やドローン操縦技術向上のための研修・教育になります。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
ドローン操縦士回転翼3級 | 座学:オンライン講座「安全運航管理基礎講座」を受講し、小型無人航空機を安全に飛行させるために必要な基礎知識を学ぶ (ドローンの構造・航空法など) 実技:小型無人航空機を安全に操縦する基本スキル(目視できる範囲) | ドローン操縦初心者 年齢:15歳以上、視力、色覚、身体要件あり | 3日〜5日 | 学費:200,000~300,000円(各スクールの基準により差があり)2年間 ※更新には更新料12,000円が発生します。 |
ドローン操縦士回転翼3級 インストラクター資格 | 回転翼航空機の実地を講習するための技能と、座学・実地を講習する際に必要な基礎知識を認定します。飛行レベルにより3等級の資格があります。 ・ドローン操縦士回転翼3級の実地を講習するための技能 ・ドローン操縦士回転翼3級の座学、実地を講習する際に必要な基礎知識 | ドローン操縦上級者 年齢:18歳以上、視力、色覚、身体要件あり | 各地のドローンスクールにご確認ください。 | 学費:約750,000円と言われています(各スクールの基準により差があり) |
DPAの資格はいまところ3級しかないですが、今後各2級・1級、ドローン整備士の資格も創設予定となっています。
└─ 一般社団法人 日本ドローン協会(JDA)
一般社団法人 日本ドローン協会(JDA)は教育や防災、スポーツや映像編集など幅広い分野でドローンの活用を支援している団体です。
こちらで発行している資格は全4種ですがそのうちUAV 操縦士技能証明の1級~3級までが国交省認定資格です。
学科試験であればオンライン受講が可能であり、ドローンの操縦体験会や機体のレンタルも行っているので比較的挑戦しやすいものと言えます。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
UAV 3級操縦士技能証明 | 講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 | ・ドローンの初心者 ・小学生は、保護者同伴 ・中学生・高校生は、保護者の同意書 | 2日 | 学費:88,000円 |
UAV 2級操縦士技能証明 | 講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 | ・3級合格者 ただし他団体の技能証明証取得しているので、2級から受講したいという方の場合は、取得している証明証を提示していただき、かつ技能講習会前に、JDA講師による簡単な技能チェックをさせて頂きます。 そこでJDA3級レベルの実力があると判断した場合は、3級からではなく2級からの受講が可能となります。 | 2日 | 学費:110,000円 |
UAV 1級操縦士技能証明 | 講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 | ・2級合格者 | 1日 | 学費:88,000円 |
学科のみ | Zoomでの受講可能。講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 | ・ドローンの初心者 | 1日 | 学費:22,000円 |
インストラクター | 講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 | ・1級と安全管理者の合格者で、マスター(以上)の推薦が必要 | 2日 | 学費:165,000円 |
◆ スペシャリティー 農薬散布コース
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
追加でアグリフライヤー | 左記と同じ | ・他のドローン操縦士 ( 農業用 ) 取得済みで、追加でアグリフライヤーを取得したい方 | 2日 | 学費:132,000円 |
農薬散布のみのコース | 左記と同じ | ・JDA2 級以上をもっていて ( 又は他の団体の 2 級レベルを持っている )、追加で農薬散布コースを受けたい方 | 4日 | 学費:264,000円 |
2級+農薬散布コース | 左記と同じ | ・JDA の 3 級を取得していて、2 級と農薬散布コースをセットで受けたい方 | 5日 | 学費:319,000円 |
2級+ 3級+農薬散布コース | 左記と同じ | ・ドローン初級の方で、基本の 3 級と 2 級と農薬散布コースの3つをセットで受けたい方 | 6日 | 学費:385,000円 |
◆ スペシャリティー 自宅で受講出来るオンライン web 講座
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
JDAドローン安全管理者講座 | ・講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 ・使用するテキスト(簡易版)はPDFで配布 | 誰でも | 4時間 | 学費:一般:33,000円 JDA会員:27,500円 学生:16,500円 |
赤外線カメラ活用講座 | ・講座の詳細は学校に問い合わせしてください。 ・Zoomのみの講座 ・使用するテキスト(簡易版)はPDFで配布 | 誰でも | 3時間30分 | 学費: 通常:33,000円 JDA価格:27,500円 |
└─ 一般社団法人国際無人航空機協議会(IAU)
一般社団法人国際無人航空機協議会(IAU)は、ドローン操縦士の技術認定ライセンスの発行 やドローン操縦技術向上のための研修・教育やドローンの研究を行う団体です。全国各地の認定スクールで資格を取得することが可能です。講座内容は公式サイトでは詳しく記載されていないため、それぞれのスクールに問い合わせすることが必要になります。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
操縦技能認証 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | ・16歳以上(未成年は親権者の同意書が必要) ・IAU認定スクール修了者 (1ヶ月以内) | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 |
安全運航管理責任者認証 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | ・18歳以上 ・IAU認定スクール修了者 (1ヶ月以内) ・操縦技能認証資格保有者であること | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 |
無人航空機操縦技能認証 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | ・16歳以上(未成年は親権者同意書が必要) ・技能認証(紙)、証明書、証明書ファイル(ブラック)、技能認証カード(ブルー) | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 |
産業用無人航空機操縦技能認証 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | 16歳以上(未成年は親権者同意書が必要) ・無人航空機技能認証資格保有者技能認証(紙)、証明書、証明書ファイル(ブルー)、技能認証カード(オレンジ) | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 |
無人航空機安全運航管理責任者 | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | ・18歳以上 ・操縦技能認証資格保有者 技能認証(紙)、証明書、証明書ファイル(グレー)、技能認証カード(グレー) | IAUもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | 学費:165,000円 |
└─ ドローン検定協会
ドローン検定協会では、無人航空機を取り扱う従事者の知識レベルを客観的に評価し、その資質向上と周囲の方への理解を広めることを目的として無人航空従事者試験(ドローン検定)を実施しています。
また、国土交通省から認可を受けた登録講習機関「無人航空機の操縦技能講習を行う民間講習団体」として、無人航空機の免許取得をトータルでサポートいたします。
ドローン検定協会の資格の特徴として、実務はなくて座学のみになります。そのため、受験料が他の資格と比べて安いです。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
ドローン検定4級 | ドローンの用語、動作、物理学、工学、気象、専門知識、法令、電波関連など基礎知識になります。 | 誰でも | テキストを購入して自習する形式なので、取得までの日数は人による | 受験料:3,200円 |
ドローン検定3級 | ドローンに関する基礎知識、物理学、工学、気象、専門知識、法令。4級ではなかった力学、TEM/SRM/CRMなど内容を講座に追加。 | 誰でも | テキストを購入して自習する形式なので、取得までの日数は人による | 受験料:6,600円 |
ドローン検定2級 | ドローンに関する基礎知識、物理学、工学、気象、専門知識、法令。3級ではなかった組織/制度/国際情勢、航空気象学、GNSS、リスク/メディカルなど内容を講座に追加。 | ドローン検定3級取得者 | テキストを購入して自習する形式なので、取得までの日数は人による | 受験料:12,900円 |
ドローン検定1級 | ドローンに関する基礎知識、物理学、工学、気象、専門知識、法令。2級ではなかった基礎数学、電磁気学、流体力学、熱力学、無線工学、航法など内容を講座に追加。 | ドローン検定2級取得者 | テキストを購入して自習する形式なので、取得までの日数は人による | 受験料:18,800円 |
└─ JDC認定資格
日本ドローンコンソーシアム(JDC)は、国内で製造、販売、または「日本の空を飛行するすべてのドローン」を包括できる組織を目指しています。安全に運用しながら社会実装するために、様々な利活用を進め無限の可能性と価値を共有するために設立されました。今発行してる資格は今2つがあります。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
基本操縦コース(JDCパイロット認定コース) | 基本的な操縦技能と安全運航管理に関する知識 | ・個人のドローン初心者・経験者 ・法人で管理者を養成したい方 | 4日〜5日 | 学費:180,000円〜350,000 資格更新料 2年毎¥33,000 |
自律飛行コース | 高度な自律飛行や目視外飛行の訓練 | ・特定の飛行スキルを習得したい方 | JDCもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 | JDCもしくは各地のドローンスクールにご確認ください。 |
└─ 産業用マルチローター技能認定
農林水航空協会が運営してる資格「産業用マルチローター技能認定」になります。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
業用マルチローターオペレーター技能認定 | マルチローター及び散布装置の操作、農林水産航空事業についての知識、農薬や病害虫の知識、雑草防除、安全操作、管理、法律・申請・報告 講座中には一般社団法人農林水産航空協会認定機の農薬散布用機体を使用するところが多いです。 | ・初心者 ・ドローン操作の経験者 ・農林水産航空協会の認定機を使用したい方には必須な資格 ・農薬散布の専門資格を取得したい方 | 3日(経験者は2日〜のコースもあり) | 学費:180,000円〜250,000円(初心者の場合) 農水協登録料:16,500円 |
└─ DMA資格認定
DMAは、ドローン操縦士の養成に注力してる協会です。
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
ビギナーコース | ドローンの基礎的な座学や操縦技能を習得する初級コース。 | 飛行時間10時間未満 | 2日 | 学費:120,000円 |
アドバンスコース | ドローンの標準的な座学や操縦技能を習得する中級コース。標準的な飛行に加え、夜間・目視外・危険物輸送・物件投下の飛行練習も行う。 | ・飛行時間10時間以上 ・ビギナーコース合格者 | 2日 | 学費:200,000円 |
アドバンスライトコース(追加飛行形態なし) | ドローンの標準的な座学や操縦技能をより短期間で習得する中級コース。 | 飛行時間10時間未満 | 3日 | 学費:250,000円 |
アドバンスコース(追加飛行形態のみ) | 追加飛行形態のみを習得するコース。 | アドバンスコース(追加飛行形態なし)合格者 | 1日 | 学費:I70,000円 |
プロコース | ドローンの応用的な操縦技能を習得する上級コース。中~大型など様々な産業用ドローンを飛ばすための操縦技能を習得する。 | アドバンスコース合格者 | 4日 | 学費:450,000円 |
オートコース | 目視内自動操縦技能認証取得 | アドバンスコース合格者 | 2日 | 学費:150,000円 |
アドバンスオートコース | 無人目視外自動操縦技能認証取得 | オートコース合格者 | 未定 | 学費:450,000円 |
プロオートコース | 有人目視外自動操縦技能認証取得 | アドバンスオートコース合格者 | 未定 | 学費:未定 |
◆ DMA代理店様向けコース
資格名 | 講座内容 | 対象 | 取得までの日数 (最短目安) | 費用(目安) |
インストラクターコース | アドバンスコースを講習するインストラクターになるための操縦技能を習得するコース | アドバンスコース合格者 | 5日 | 学費:500,000円 |
プロインストラクターコース | プロコースを講習するインストラクターになるための操縦技能を習得するコース | インストラクターコース合格者 | 4日 | 学費:600,000円 |
④結局どれがいい?と悩むときに便利!各種資格の最大の特徴・メリットを比較!
ここではあなたに最適な資格を決めるためのメリット・おすすめの方を一覧表にまとめました。もし、とるべき資格に悩んでいるようでしたらぜひ参考にしてください。詳しくは次の項目で解説しているのでそちらも合わせてご確認下さい。
資格発行団体 | 特徴 | おすすめな方 |
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA) | ・現時点日本最大のドローン管理団体 ・スクールが全国展開している ・「夜間飛行・目視外飛行、危険物輸送・物件投下」はコースに含まれてるところが多い | ・初心者・経験者両方 ・スクールの選択肢を広めたい方 ・知名度が高い資格がいいと考える方 |
DJI JAPAN | ・インストラクター認定制度がある ・ドローン保険の割引できる ・「夜間飛行・目視外飛行、危険物輸送・物件投下」はオプションで習得できる | ・初心者・経験者両方 ・DJIの機種を操作したい方 ・知名度が高い資格がいいと考える方 ・ドローンの保険制度を利用したい方 ・インストラクターとして活動したい方 |
一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA) | ・資格の種類は2種類がある ・インストラクターコースがある | ・初心者・経験者両方 ・知名度が高い資格がいいと考える方 ・インストラクターとして活動したい方 |
一般社団法人 日本ドローン協会(JDA) | ・自宅で受講出来るオンライン web 講座がある ・インストラクターコースがある ・農薬散布コースは4つがある | ・初心者・経験者両方 ・インストラクターとして活動したい方 ・農薬散布のスキルをビズネスとしてドローン使いたい方 |
一般社団法人国際無人航空機協議会(IAU) | ・資格の種類は5種類がある | ・初心者・経験者両方 |
ドローン検定協会 | ・検定はマークシート方式の筆記試験のみ ・テキストの購入し、家で自習する形になる ・合格者のみが参加できるQ&Aコミュニティサービスに参加できます ・提携団体等における各種講習の受講資格を得られます | ・初心者・経験者両方 ・筆記試験のみ受けたい方 ・学校に通う時間がない方 |
JDC認定資格 | ・資格の種類は2種類がある | ・初心者・経験者両方 |
産業用マルチローター技能認定 | ・農林水航空協会が運営してる資格である | ・知名度が高い資格がいいと考える方 ・農薬散布のスキルをビズネスとしてドローン使いたい方 |
DMA資格認定 | ・選べるコースの種類が多く、全10種類以上がある ・2〜3時間や半日だけの体験会・セミナーもある ・インストラクターコースがある | ・初心者・経験者両方 ・インストラクターとして活動したい方 |
④まとめ
いかがでしたでしょうか。ドローンの資格や免許がたくさんあって選ぶのが大変そうですね。お金も時間もかかることなので慎重に自分に合った資格を選んでいきたいですね。
国家資格のほうは今現在、公開されている情報が少ないこともありまだ検討中という方も多いと思います。情報が公開されればあなたの選択肢がきっと広がっていくことでしょう。
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